長瀬智也主演で、宮藤官九郎脚本のＴＢＳドラマ「俺の家の話」の第４話が１２日に放送された。父で人間国宝の能楽宗家・観山寿三郎（西田敏行）が、内弟子の寿限無（桐谷健太）は女中との間にできた実子だと告白する衝撃展開となり、ネット上では「寿限無」がトレンド入りした。

　寿三郎の告白は、主人公・寿一（長瀬）ら３きょうだいがブチ切れる中で、おなじみのドラマ内の本格的な新作能「寿限無之落前」として上演された。昔、妻の里帰り中に女中と恋仲になったことを「夜の人間国宝」と言って、ヘルパーのさくら（戸田恵梨香）に叱りつけられる場面も。

　亡くなった番頭（尾美としのり）の子として育てられた、幼なじみの寿限無が兄弟だと知り、宗家一家は大混乱。誠実で冷静な寿限無は表情を変えなかったが、終了間際に「道成寺」清姫に扮した格好で、寿三郎に対して静かに「うるせえ、クソジジイ」とブチ切れ…次回「遅めの反抗期を迎える」と告知されている。

　ネット上では「寿限無がキレてる」「夜の人間国宝というパワーワード」「怒られた」「寿限無ついにグレた」「寿限無が壊れた」「寿限無の眼が能面より怖い」「来週が怖い」「寿限無　ダークサイド堕ち」「大蛇に化ける清姫」「寿限無怖すぎた来週すげえ楽しみ」と心配や、今後展開を楽しみにするコメントが続いている。