海老蔵主演ドラマに長女、長男が出演 映像作品初共演 フジ團十郎襲名記念ドラマ
フジテレビは4日、歌舞伎俳優の市川海老蔵が主演する十三代目市川團十郎白猿襲名記念ドラマ特別企画「桶狭間~織田信長 覇王の誕生」(3月26日、午後9時)に、長女の市川ぼたん、長男の堀越勸玄が出演すると発表した。
今ドラマは昨年夏の放送を予定していたが、新型コロナ感染拡大の影響を受け、團十郎白猿襲名披露公演が延期となったため、放送も延期されていたが、今なお、多くのエンターテインメント作品が中止を余儀なくされている現状などを鑑み、海老蔵と協議の上、襲名公演に先立ち放送することとなった。
海老蔵は織田信長を演じるが、信長の幼少期・吉法師を堀越勸玄が、濃姫の少女期・帰蝶を市川ぼたんが演じることが発表された。2人にとっては、初の映像作品となり、親子3人の映像共演は初となる。
海老蔵は同局を通じ、「今回の出演は自分たちに決めさせました。プロデューサーの方にどうするか聞かれて、自分たちで“やります”と伝えに行ったので、僕は受け入れただけです」とコメント。撮影は海老蔵が見守る中で行われたという。
番組プロデューサーの高井一郎氏は「撮影はもう一年も前のことで、勸玄くん、ぼたんちゃんともまだまだ表情に幼さが残る頃でしたが、役衣装になって現場に入った時には立派な役者で、監督の指示や海老蔵さんのアドバイスを真剣に聞き、実践していく姿はすでにプロフェッショナルでした」と、2人の演技を評価していた。
