吉村知事 声がれ&咳にネット上「大丈夫?」「こんだけ話したらノドもやられる」

 大阪府の吉村洋文知事が27日、府庁で定例会見を開いた。記者からは新型コロナウイルスとの闘いから1年を振り返っての所見を求める質問があった。

 吉村知事は「未知のウイルスですから、分からないこともある中で対応してきました。正解もあれば、不正解もあったかとは思いますけど、できるだけいろんな情報も開示しながらやってきました。こういう理由で決めてるんです、ということを僕自身も発信しながら、判断を避けるんじゃなくて、判断する、ということを考えながらこの1年やってきました」と振り返った。

 会見開始から約40分での質問だったが、吉村知事は話しながら声がかれ、のどがいがらっぽくなった様子で咳をする一幕も。ネットで生中継を見ていた視聴者からは「声、大丈夫?」「のど大丈夫?水のんで」「こんだけ話したらノドもやられる」「しゃべりすぎだよ」「座っていいよ」「なんかしんどそう」など気遣う声が次々と書き込まれた。

 吉村知事は毎日、府庁で記者の囲み取材に、基本的に質問が途切れるまで対応しており、定例会見も時間無制限。この日は約1時間15分続いた。

 咳の後、持参した水筒(ステンレスボトル)の飲み物を飲み、その後はいつも通りの様子で話を続け、「未知のウイルスから身を守るということで、府民の皆様、事業者の皆さん、医療関係者の皆さんにご協力をいただいていることに感謝申し上げたい」と感謝。「この状況を何とか脱却したいと思いますし、大阪が力を発揮できる状況にしたいと思ってます。ワクチン接種の態勢を整えて、次の1年はコロナを乗り越える1年にしたいと思ってます」と述べた。

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