Nosuke 精巣がん、5年生存率40%と診断され伝えたいこと

 misonoの夫でドラマーのNosukeが17日に更新したブログで、精巣がんと診断されて以後、がんについて考え続けるうちに、あることに思い至ったことを記した。Nosukeは5年生存率40%と告知され、2019年に手術を受けた。

 Nosukeは「いつもこのブログを読んで頂きありがとうございます」と読者に感謝。「温かいコメントやブログの拡散、SNS等へのDMも含めて応援のメッセージや医療関係の情報」「知的好奇心的なものを煽る情報など…沢山の方の考え方や知識を取り入れる事が出来、とても為になり励みになっております」と、つづった。

 Nosukeはまた「こちらのブログは“JPOP・ROCK部門”にカテゴライズして頂き、日々感じた事や音楽的な告知情報等(ここの所1年はライブ等のスケジュールが激減してしまいましたが…)も発信しているのですが、“癌”というキーワードでこのブログに辿り着く方が殆どかと思います」と自身の病気について触れた。

 「ブログを始めたのは僕自身が“精巣癌”という診断を受けたのがきっかけで、当初はリアルタイムで治療経過や入院中の心境等を書いておりました」と、がんをきっかけにブログを始めたとし、しかし、「近々の記事ではそれに直結する様な内容が書かれていないと思う方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません」と記した。

 Nosukeは「僕は医療免許を持っておりませんし、医師を目指して勉強した経験もありません」とした上で、「しかし、癌と診断され、5年生存率40%と告げられてからは間違いなく癌について考える機会が増えました。どうにか完治できないものか?原因不明と言われたが本当にそうか?今この瞬間も当時の僕と同じ境遇の人が同じ様な不安に駆られ、癌である自分をを前向きに受け入れる事が出来ないのではないか?」と日常に大きな変化があったことを告白。

 続けてNosukeは「そしてこれから癌と診断される可能性がある人に対して、いかに早期発見が重要であるかを伝える事ができれば…なんて考えているうちにとある事に気付いて参りました」とし、「癌利権」とつづった。

 Nosukeは「恐ろしい言葉です。要するに不治の病という概念から生まれる恐怖を利用してお金を永遠に産み続けるビジネスがあるという事です」と思い至ったことを記した。「癌だけでなく、殆どの物事に利権は存在します」とし、「信じるか信じないかは人それぞれですが、僕はこの利権の存在を知ってから全ての物事に対する考え方が180度ひっくり返りました。“正しい”と言われる事に対しても、それがなぜ正しいとされているのか?を掘り下げる様になりました。逆もあります。“間違っている”と言われている事の裏にはあらゆる利権を覆してしまう要素が含まれていたりするのです」と物事の多面性について言及。

 さらにNosukeは「大切なのは患者も賢くなる事だと思いました」とし、「そして、もし本当に利権が存在しているのであれば世界中の殆どの人が支配層の患者であると思う様になりました。だからテレビにしてもネットにしても、その切り取られ編集されたニュースを見て鵜呑みにするのではなく、気になった事はとことん調べるのです。そこで僕達がもう少し今よりもほんのちょっと知識をつけるだけで過去の悔しい経験を繰り返さず、逆に前向きになるきっかけになるかもしれません。未来の悲惨な出来事を回避する事が出来るかもしれません。世の流れに流されないでください!このブログも僕個人の意見にしか過ぎません!気付いた事を自分なりに掘り下げ、発信する事によって誰かを救う事が出来るかもしれません!」と呼びかけた。

 さらにNosuke「かと言って考え方が偏り過ぎても時に自分や周りをミスリードしてしまう事もあります。五感を研ぎ澄ましていきましょう。信じるか信じないかはあなた次第です!それを踏まえた上で今一度」とし、「コロナってなんだ?」と問いかけた。

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