今井絵理子氏、感涙 プロレスデビューの愛息・礼夢の勇姿に…手話で通訳も

 元SPEEDで参院議員の今井絵理子氏(37)が7日、長男・礼夢(らいむ=16)のプロレスラーデビュー戦の応援にかけつけた。生まれつき耳が聞こえない障害を持つ礼夢は、神奈川県川崎市で行われたプロレス団体「HEAT-UP」の新百合ケ丘大会に登場。TAMURAとのシングルマッチで敗れたが、今井氏は奮闘ぶりを涙しながら見届け、試合後は愛息の通訳としてマイクを握ってメッセージを届けた。

 ハンディをものともせず輝く息子の姿を、今井氏は涙を浮かべながら目に焼き付けた。16歳のプロレスデビューを母の顔で見守ると「無事に終わってホッとしています」と、安どの笑みを浮かべた。

 公務の合間を縫って会場入りすると、試合前からグッズ売り場で横に立って礼夢をサポート。試合中は会場の隅で立ったまま観戦した。攻撃を受けると心配そうに腕を組み「何度も一歩出ちゃうんだけど、我慢しました」と、ピンチでは手をたたいて、起き上がるようにジェスチャーでも鼓舞。間一髪でフォールを逃れた際には、感極まったように口元を押さえた。

 生まれつき耳が聞こえない礼夢は、17年に同団体の道場に入会。今年3月に中学校を卒業すると、進学せずに同団体に入門した。身長166センチ、体重67キロと小柄ながら、デビュー戦では団体代表のTAMURAを相手に気迫あふれるファイトを展開。最後は逆エビ固めにギブアップしたものの、得意技のエルボーなどで200人の観衆を沸かせた。

 試合後、今井氏はリング脇へ。TAMURAが読み上げた手紙を礼夢に手話で通訳すると、さらにマイクを持って礼夢の手話のメッセージを代読した。

 親子並んでの囲み取材では「楽しい気持ちと悔しい気持ちでいっぱい」という礼夢に、優しいまなざしを向けた今井氏。観客を相手にするプロとなった息子に「エンタメ魂が沸きますね」とうれしそうに笑い、エンターテイナーの先輩として「楽しむことが大事」とアドバイスを送った。

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