少女漫画の草分け・花村えい子さん死去 91歳 「霧のなかの少女」

 少女漫画の草分け的存在だった漫画家・花村えい子(本名・山賀栄子)さんが3日に多臓器不全で亡くなったことが7日、分かった。91歳。

 花村さんは埼玉県川越市出身。女子美大絵画科を中退し、59年に「紫の妖精」でデビュー。講談社の「なかよし」「少女フレンド」などに連載を持ち、代表作の「霧のなかの少女」は75年に少女漫画初のテレビドラマ化され、話題となった。

 その後、レディースコミックの分野に移行し、ミステリー誌にも作品を発表。89年に第18回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。07年にはフランス国民芸術協会展の日本代表に選出され、特別賞を受賞した。17年にフランス国民芸術協会展栄誉賞受賞。

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