伊勢谷被告、初公判 賠償額は多額か「今まで稼いだ大半を提供」
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大麻取締法違反(所持)罪に問われた俳優伊勢谷友介被告(44)の初公判が1日、東京地裁(村田千香子裁判官)で行われ、伊勢谷被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑した。
伊勢谷被告は黒スーツに黒ネクタイ、黒いマスクの黒ずくめの服で出廷。髪型は両サイドと後ろを刈り上げていた。裁判官に職業を問われると低い声で「俳優」と答えた。
多くの作品に出演しており、逮捕後も映画などの公開が控えていた。当然賠償請求も「あります」とし、「今まで稼いだ大半を提供しなければならなくなった」とかなりの額となることを明かした。
「迷惑をかけたので当たり前だと思いますが、生活が苦しくなっていくと思っています」とも語り、今後の生活への不安もにじませた。
起訴状によると、9月8日に自宅で乾燥大麻4袋(計約13・17グラム)を所持したとしている。伊勢谷被告は警視庁に現行犯逮捕され、同30日に保釈された。