嵐 最後もファンファースト! 大みそかライブ午後8時開演 紅白大トリ可能

 今年いっぱいで活動休止する国民的グループ・嵐が大みそかに行う生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」の開演時間が、午後8時となることが11月30日、発表された。公演時間は明らかにされていないが、約3時間に及ぶとみられ、時間が重なるNHK紅白歌合戦(後7・30)には、ライブ会場からの中継出演が濃厚。紅白以上にラストライブを重視した“ファンファースト”の精神で区切りの瞬間を迎える。

 活動休止まで残すところあと1カ月。リミットが刻々と迫る中、5人のラストライブの開演時間が決まった。この日朝、ジャニーズ事務所の公式サイト内にオープンした特設サイトで発表された。

 公演開始は午後8時。トータルでの公演時間は、現時点で明らかにされていないが、約3時間ほどのステージになる見込みだ。放送時間が重なるNHK紅白歌合戦には、配信会場から中継で出演することが濃厚。大トリではなく、ライブ中の時間帯である午後8~11時の間で紅白に出演する可能性も浮上した。

 ラストデーのステージ敢行には、5人は並々ならぬこだわりがある。櫻井翔(38)が「2020年12月31日という日はファンの皆さんと一緒に過ごす方法はないかというのを、みんなで考え続けてきた」と明かすように、グループが昨年に活動休止を発表してからずっと温め続けてきた“秘策”だった。5人にとって、21年間培ってきた“ファンファースト”のスピリットの集大成ともいえる。国民的グループの宿命から紅白への大トリ出演も期待されているが、フィナーレの瞬間はファンと時間を共有したいという思いが強いようだ。

 とはいえ、午後11時ごろにライブ終演となれば、同45分まで放送される紅白で中継出演により大トリを務めることも、物理的に不可能ではない。NHKサイドは、嵐を最大の目玉として、粘り強く交渉を続けていくものとみられ、最大限の演出を模索していく。

 嵐は12月2日にフジテレビ系「FNS歌謡祭」第一夜、9日に「同」第二夜に続けて生出演。また、24日にフジテレビ系「VS嵐」(木曜、後7・00)、26日に日本テレビ系「嵐にしやがれ」(土曜、後9・00)と冠番組が最終回を迎えるなど、クライマックスが迫っている。

 今回のライブロゴにあしらわれた「嵐」の文字は、亡きジャニー喜多川前社長が生前に毛筆でしたためたもの。デビューシングル「A・RA・SHI」のジャケット写真にも使われた、記念すべき一文字だ。21年前、その12画に恩師が込めた願いも胸に抱き、5人がラストデーで嵐を巻き起こすことになるのは間違いない。

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