２７日に放送された関西テレビのアニメ「鬼滅の刃」（金曜、後７・００）の世帯視聴率が１１・９％を記録したことが３０日、分かった。同日は第１６、１７話が放送された。前週（２０日）の１２・５％から０・６ポイント減となったが、６週連続で２ケタをキープした。

　大ブームとなっている「鬼滅－」は、同局で１０月２３日からスタート。第６、７話の放送だった“初回”は１５・１％。同３０日は１２・３％（第８、９話）、１１月６日が１４・７％（第１０、１１話）、同１３日が１２・４％（第１２、１３話）、同２０日が１２・５％（第１４、１５話）と推移していた。

　２６日にオンラインで行われた同局の羽牟正一代表取締役社長の秋季会見では、好調の「鬼滅－」が「明るい話題」として取り上げられた。羽牟社長は「視聴者の動向や人気に敏感にアンテナをはって、スピーディーに対応できた」と満足そうに話し、「この姿勢を継続拡大することに“全集中”していきたい」と“鬼滅”に登場する有名フレーズを引用してコメントした。

　なお、今夏まで同時間帯はタレント・上沼恵美子（６５）が司会のバラエティー「快傑えみちゃんねる」が放送されていた。（数字は関西地区、ビデオリサーチ調べ）