宮世琉弥、宮城から世界へ羽ばたく TBSドラマ「恋する母たち」でイケメン息子役

 同じ学校に通う息子を持った3人の母たちの恋愛を描くTBS系ドラマ「恋する母たち」(金曜、後10・00)が好評だ。主演の木村佳乃(44)ら母たちの熱演もさることながら、各家庭の“イケメン息子”3人も話題で、蒲原まり(仲里依紗=31)の長男役を演じる宮世琉弥(りゅうび、16)はNEXTブレーク候補の呼び声も高い。王子様系の新星を直撃した。

 宮世演じる繁秋は父親がエリート弁護士というセレブ家庭の長男で、反抗期の真っただ中…と思いきや、第3話では母のためにハンバーグを作るギャップ萌えを見せつけた。周囲の反響も大きく「『ギャップが心に刺さった』と言ってもらえました。本当は優しい子というのが伝わったと思うので、今後の繁秋に期待です」と、笑みがこぼれた。

 宮城県石巻市出身。小学1年時に東日本大震災で被災し、あと一歩間違えば津波に飲み込まれていた。

 「母と車で家に向かっている時でした。下を見たら水がバーッとなっていて、最初は『洪水?』と思ったくらい。前を見たら、そこら辺が波でグワーっときていて…表現できないくらいすごかった。運よく、うまく波に押されてるような感じにならなければ、死んでいたと思います」

 自宅は流され、親戚の家の近くで車泊する日々。復興支援のため、現在の所属事務所の先輩・ももいろクローバーZが現地で行ったライブを見て、芸能界への思いを強めた。

 母親の美容に影響され、子供の頃からという美白王子。小5の時に地元のショッピングモールで買い物中にスカウトされた。楽天のジュニアチームで二塁を守っていた野球少年は、ボーイズグループでの活動を経て、2月から本格的に俳優挑戦し始めたばかりだ。

 コロナ禍でいきなり逆風にさらされたが、「今は羽ばたくための準備期間。いつか海外の人にも認められる国民的な俳優になることが目標です」と情熱は不変。「宮城から世界へ」との思いを込めてファンが名付けた「宮世」の名を体現していくつもりだ。

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