乳がんで全摘のだいたひかる 不妊治療再開で「夫は休み返上」 二人で頑張る
お笑いタレント・だいたひかる(45)が21日に更新したブログで、不妊治療再開について、つづった。
だいたはアートディレクター・小泉貴之さんと13年に結婚。不妊治療中の16年1月に乳がんと診断され、右胸を全摘出。その後、右胸にがんが局所再発し、19年3月に腫瘍の摘出手術を受けた。その後は定期的に放射線治療を受けてきたが、今年10月中旬にストップ。40歳の時に凍結した受精卵(凍結胚)を体内に戻す予定だ。
21日にはクリニックに行き、子宮頸がんの検査や血液検査などを受けただいた。5年ぶりの不妊治療再開に「さすがに5年ホルモンをおさえていた身体は、抜群のコンディションではありませんが…」と説明し、「もう来れないと思った場所で、未来についての話が出来るのは…自分の事なのに信じられない気分です」と心境をつづった。
また、「夫は休み返上ですが二人で頑張っていた場所に戻れた事を、今は喜びたいと思っています」と夫の理解と協力にも感謝した。
夫の小泉さんは21日のブログで「どんなに風当たりが強くたって、しっかり立って、一歩一歩前に進もうとする妻をしっかり支えていきたいと思います」と胸中を記している。
小泉さんは治療再開について記した10月のブログで、局所再発の治療を止めてまで挑む不妊治療について「再発や遠隔転移の可能性が今よりも高くなることを意味しています」と覚悟を伝えていた。