麒麟がくる 物語加速も心配「本能寺に辿り着けるのか」…残り12話まだ浅井朝倉

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が、次回11月22日放送の第33話「比叡山に棲(す)む魔物」で全44話の4分の3を迎える。残り12話、11月に入って物語が急激に動き始めたが、まだ浅井・朝倉との攻防が続いており、ネット上では「このペースで本当に本能寺の変までいけるのか?」「あと1クールしかないけど、本能寺までマジでどうまとめる」と心配する投稿も集まっている。

 15日の第32話「反撃の二百挺(ちょう)」では、姉川の戦い前後が描かれ、登場した駿河太郎演じる「筒井順慶」がトレンド入り。「序盤のスローペースがウソみたいに話が進む」「ここに来て毎回内容が濃厚過ぎ」と終盤に向け加速しはじめた物語に、盛り上がりをみせた。

 「麒麟」はコロナ禍での中断もあったが、NHKは予定通り全44話を放送し、最終回は来年2月7日。年末年始も休みなく放送されるスケジュールとなっている。

 しかし、残り12話で、まだ明智光秀(長谷川博己)と織田信長(染谷将太)の間に確執や、謀反の兆しは全く描かれておらず、まだ出世途中の秀吉(佐々木蔵之介)との関係も良好。浅井・朝倉攻めの後も、「まだ石山本願寺も長篠も本能寺の変も山崎の合戦も残ってる」と、多数の事件を残しているとの指摘が集まっている。

 近年の戦国大河では、本能寺の変がナレーションで終わった「真田丸」の例もあるが、明智光秀が主人公の今作は、本能寺の変に至る経緯、背景から、山崎合戦までがクライマックスで、時間をかけて描かれるものとみられる。

 ネット上では「1話につき1年進めばいける」と今後12話のスケジュール予想が投稿されたり、特に「ここからどうやって本能寺の変につながっていくのか」「本能寺の変まで辿りつけるのか」と興味が集まっている。

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