欅坂４６から改名した櫻坂４６のキャプテンで、１７年から日本馬術連盟の「馬術スペシャルアンバサダー」を務める菅井友香（２４）が３０日、東京五輪会場となる世田谷区の馬事公苑で「メディアのための馬術講座」を行った。イベントの最後には華麗な乗馬姿を披露した。

　小学５年で馬に乗り初め、高校１年で挑んだ全日本馬場馬術チルドレンライダー選手権では２位。実力者だが、当時は「奇跡的（笑）」だったという。馬をまねた「がんばりき」ポーズがトレードマークの“乗馬アイドル”は、好きな技を聞かれると「ピアッフェ。踊ってるみたいで馬がかわいらしい。乗り手の大変さをみせない優雅さもすごくすてき」と熱弁。ポーズを取って懸命に技の様子を報道陣に伝えていた。

　１９６４年の東京五輪でも使用された馬事公苑は、来夏の東京五輪に向け改装された。菅井は「リニューアル前におじゃましたこともあるけど、さらにきれい」と感動の様子。「馬のデザインのモチーフがたくさんあって、馬の愛を感じる。森で水を飲む場所が全部馬の形で、インスタ映えしそう」と目を輝かせていた。