菊池寛賞に林真理子氏、篠山紀信氏らが決定

 日本文学振興会は13日、第68回菊池寛賞に作家の林真理子氏、写真家の篠山紀信氏らが決まったと発表した。

 林氏は「40年ちかい文筆生活のあいだ、現代社会に鋭く切り込む小説から、歴史、古典を題材にした作品まで多岐にわたる創作、昭和より続く『週刊文春』連載エッセイなど、常に最前線で活躍を続ける」ことから授賞。

 篠山氏は「半世紀にわたりスターから市井の人まで、昭和、平成、令和の時代を第一線で撮影。その業績は2012年より7年間全国を巡回し、のべ100万人を動員した個展『写真力 THE PEOPLE by KISHIN』に結実する」との評価で授賞となった。

 他の受賞者は作家の佐藤優氏、滋賀県立芸術劇場・びわ湖ホール、秋田魁新報イージス・アショア取材班。

 「菊池寛賞」とは1952年に文藝春秋創業者の菊池寛が各方面に残した功績を記念するための賞として創設。文学、演劇、映画、新聞、放送、雑誌・出版、および広く文化活動一般の分野において、その年度に最も清新かつ創造的な業績を上げた人、団体、もしくは永年にわたり多大な貢献をした人、団体に贈られる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス