実業家の堀江貴文氏が６日、自身のツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領が現地５日、先週末に入院した米軍医療施設を退院するという報道を引用し、「予想通りの展開」とツイート。２日付投稿のユーチューブを添付し、“コロナに打ち勝った救世主”という見方によって大統領選は「トランプ有利」と予想した。

　堀江氏は「医療チームは全力を尽くして彼を助ける。重症化せずに回復する可能性が高い」と説明。「医学的なことは別にして、政治的メッセージとして『感染して陽性になっても元気になった。コロナに打ち勝った』と訴える」とトランプ陣営の動きを想定した。

　そのメッセージ効果について、堀江氏は「有権者は医学的、疫学的な知識のない人が大半。失礼だが、トランプ支持者は民主党の支持者よりも科学的リテラシーの低い方が多いと思う。そういう人たちに向けて『俺が（コロナを）倒してやったぜ』と言えば、『病魔と戦って倒した、俺たちの救世主』と思われる可能性が高く、かなりの確率でトランプ有利になると思う」と指摘。劣勢から一転、コロナ感染をプラスに働かせた大逆転でのトランプ再選を予想した。

　堀江氏はコロナ感染に乗じたトランプ大統領の逆転予想について「それが政治的にいいことか、悪いことかは別にして、選挙戦では有利に働くということです」と付け加えた。