麻耶「まだ乳がんにならないのか」 自身への中傷明かし涙訴え「応援の言葉広めたい」

 元TBSのフリーアナウンサー・小林麻耶が1日、TBS系「グッとラック!」に出演。いまだにSNSに「まだ生きているのか」「まだ乳がんにならないのか」というショッキングな言葉が寄せられていることを明かし、涙声で「応援してくださる言葉、力になるポジティブな言葉を広めていきたい」と強く訴えた。

 番組では実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が地方に行った際に立ち寄った飲食店でのマスクトラブルについて特集。堀江氏と一緒に行った友人がマスクをしていなかったことから店側が入店を拒否したとされ、番組では店主にも取材をし、両者の言い分を伝えた。

 店側はいたずら電話やクレーム電話が殺到しているといい、家族へも嫌がらせが広がるのではないかという恐怖も感じているという。

 これに小林は「両者の言い分が食い違っているので、実際そこにいないので発言するのはどうかなと思う」と前置きし、堀江氏の影響力は相当大きいと訴え、「もし一緒にお仕事したら、『堀江さん、あなたは影響力があるんですよ!』と伝えたい」と訴えた。

 また、小林が気になっているのは店側へのクレーム。無言電話やSNSでの誹謗中傷があることに「誹謗中傷とかで亡くなられた方がいて、『死ね』とか本当にいけないと言われているにも関わらず、そういうニュースがあった後にも私の所にも『まだ生きてるのか』とか、『まだ乳がんにならないのか』っていう、言葉を変えて、死ねがだめなら今度はそういう言葉で返してくる(人がいる)。本当にいけないことだと思う」といつも以上に熱く熱く訴えた。

 これに立川志らくは「いくら言っても(誹謗中傷する人は)心がないから分からない」というと、小林は「分からないってあきらめないで、師匠、お願いします。絶対言っちゃいけない!」と訴え。

 そして「1人1人がSNSで大きな力を持っているのを分かって欲しい。店主、ご家族、お子さん、苦しい思いをして心を病んでしまうかもしれない。一人一人の言葉はすっごい大切なので、命を本当に大切にしてほしい」ともコメント。

 目を潤ませながら「本当にお願いだから、命を奪ってしまうかもしれない」と重ねて訴え「妹が亡くなって3年たって、死ねと言われても、まだ生きてるの?と言われても頑張って生きる努力をしようと思えるようになったけど、妹が亡くなった直後にそういう言葉を浴びせられた時、自分が辛い時に読んだとき、死にたいと思うぐらい、追い詰めることができる。たった一人の言葉で」と声を震わせた。

 そして「応援をしてくださる言葉が力になる。みんなでポジティブな言葉を広めていきたいと思いました」と力強く語っていた。

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