草なぎ剛 14歳共演女優に感謝「僕を0に戻してもらえました」

トランスジェンダー役を演じた草なぎ剛=アンダーズ東京(撮影・金田祐二)
公開を控え笑顔を見せる(左から)真飛聖、草なぎ剛、服部樹咲、内田英治監督=アンダーズ東京(撮影・金田祐二)
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 俳優・草なぎ剛(46)が10日、都内で、主演映画「ミッドナイトスワン」(25日公開)の「世界最長925秒予告お披露目イベント」に、服部樹咲(みさき=14)、真飛聖(43)、内田英治監督(49)と登場した。主人公・凪沙としてトランスジェンダー役に初挑戦。新人でデビュー作となった服部が演じる、親戚の少女・一果と同居することで母性愛が芽生えるという、難しい役どころだったが、「考えて演じるのではなく、樹咲ちゃんの目を見て、信じたらできました」と振り返った。

 フレッシュな服部から刺激を受けた様子で、「樹咲ちゃんのおかげで、僕を0に戻してもらえました。今までで1番、無意識の演技。エピソード0、草なぎ剛、ここから羽ばたいていこう!」と原点回帰。コロナ禍により米・ニューヨークでのクライマックスシーンのロケ撮影は中止となったが、「コロナで大変なときで、エンタメにも規制があって難しい状況の中、公開できることがうれしい」と感慨にふけった。

 公開日にちなんで925秒間という、世界最長とうたう予告編を制作。「そんなに見せちゃっていいのかな!?思い切りましたね」と“大サービス”に驚いていた。

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