歌手・松崎しげる（７０）が６日、都内で、自身が主催する音楽イベント「黒フェス２０２０～白黒歌合戦～」を開催した。

　出演者は松崎と親交のある、ももいろクローバーＺや、大黒摩季（５０）、ファンキー加藤（４１）ら、松崎ふくめ１３組が参加した。

　イベント前に取材に応じた松崎は「誰かが一歩進めないといけない」とコロナ禍でのイベント開催に意欲。現在７０歳＆ソロデビュー５０年を迎え「あのおじさんが頑張っているから、誰かが頑張ろうって、小さい背中を見てくれれば。歌は自分の相棒でもあり、分身でもある」と語った。

　松崎と親交が深いももいろクローバーＺは「しげるありがとう～」とリモートで出演。ピアノ伴奏に合わせ代表曲「行くぜっ！怪盗少女」など４曲を披露した。いつもと違うエレガントな雰囲気に、松崎は「ちょっと大人のももクロを見た感じがする」と感激していた。

　松崎自身も「愛のメモリー」「ルパン三世のテーマ」など４曲を披露。出演アーティストやファンに感謝し、「また来年も笑顔で。皆さんの声援が力になっています。本当に勇気をありがとう」とメッセージを送り、締めくくった。

　松崎しげるの日（日本記念日協会認定）である９月６日に限定し、２０１５年から開催してきた「黒フェス」。座席は、全２５００席中７００席のみ販売し、特製の「黒マスク」を配布するなど感染対策をとった。