藤井二冠はアスリート!?「Number」の表紙に 将棋特集は創刊以来初めて

 史上最年少の18歳1カ月での二冠&八段昇格を果たした藤井聡太王位・棋聖(18)が、スポーツ総合誌「Number」3日発売号の表紙を飾っていることが2日、発行元の文芸春秋から発表された。同誌は創刊40年で初となる将棋特集を組んでいる。

 巻頭は藤井二冠を特集。中原誠永世名人が語る「18歳の羽生と藤井」や、先崎学九段の特別エッセイ「22時の少年~羽生と藤井が交錯した夜」などを掲載している。また、渡辺明新名人、谷川浩司九段、木村一基九段、久保利明九段らトップ棋士や、里見香奈女流四段のインタビューなど、将棋の魅力を多方面から70ページ以上にわたって特集する。

 編集長の宇賀康之氏は、知力に加え、心技体をかけて真剣勝負する棋士をアスリートと捉え「藤井聡太二冠という若き最強アスリートの活躍を機に、棋士たちの天才性や人間力、盤上盤外のドラマなどを描くことで、将棋という競技の魅力に、徹底的に迫りました」とコメントしている。

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