元参院議員でタレントの西川きよし（７４）が２９日、ＭＢＳラジオ「ありがとう浜村淳です」に出演。２８日に辞任を表明した安倍晋三首相（６５）について語った。

　面識がある西川は、安倍首相が昨年４月、大阪での「Ｇ２０」告知のため、なんばグランド花月で上演された吉本新喜劇に出演した際を振り返り、「アドリブで総理は新喜劇の中でこう言ったんですよ。『大阪はいいとこですねえ。四角い仁鶴がまあるく収めます』って。（ＮＨＫのバラエティー生活）笑百科の。そういうのは秘書官なんかがインプットするんでしょうね」と明かした。

　そして、「病気で（首相職を）ご辞退ということですからね。疲れてきたとか、病気とちゃうかとか（報道で）一気に出ますからね。そら神経つかうと思いますね。これだけ海外へね、外交という意味では頑張りはったわけですね。時差で寝ないといけない時間に向こうに着くわけでしょう。それからやるわけですからね。会議とか。大変でしょうね。（スケジュールは）分刻みやなく秒刻みですから」と気遣った。

　また、今後について「おやめになっても、すごい地球上の知識が入ってるわけですよ。（周囲に）いろいろアドバイスしてね。これからも体を治して、頑張ってもらって」とエールを送った。後継に話題がおよぶと、西川は「小泉（進次郎）さんなんか、これから頑張ってもらいたいですね」と名前を挙げていた。