「ブラックパンサー」主演チャドウィック・ボーズマンさん、妻に看取られながら旅立つ
映画「42」や「ブラックパンサー」で主演した米国の黒人俳優のチャドウィック・ボーズマンさんが大腸がんのため、43歳で死去したと28日(日本時間29日)、公式インスタグラムで発表された。
ボーズマンさんは、16年に大腸がんのステージ3と診断された。この4年間、化学療法や手術を受けてきたが「ステージ4まで進行」。最期は自宅で妻や家族に看取られ、旅立ったという。
ボーズマンさんはサウスカロライナ州出身。ワシントンDCのハワード大学卒業。黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンを描いた「42~世界を変えた男~」(2013年)の主演で注目を浴びた。「ブラックパンサー」(18)ではマーベル初の黒人ヒーローのブラックパンサー役を演じ、世界的な大ヒットとなった。