【山田美保子のミホコは見ていた!】矢本悠馬に「ホッコリ」映画にCMに欠かせない魅力

 「映画ドラえもん のび太の新恐竜」や「コンフィデンスマンJPプリンセス編」と共に国内映画ランキング上位に君臨する「今日から俺は!! 劇場版」。8月25日からは賀来賢人、伊藤健太郎、仲野大賀、そして矢本悠馬による「副音声付き上映」が愉しめるという。

 連続ドラマ時代から、“ツッパリ世代”の大人たちも巻き込んで支持されている作品。「3年B組金八先生」(TBS系)での不良役が懐かしい参議院議員の三原じゅん子氏も同作のファンだと聞いたことがある。

 そんな「今日俺」で、仲野太賀の子分役を演じているのが矢本悠馬だ。小柄で童顔なので、他の作品でも高校生役を無理なく演じてきたのだが、8月31日で30歳。昨年1月、一般女性と結婚し、一児の父になっている。

 デビューは2003年、演技未経験ながら出演し、好評を得た映画「ぼくんち」。2011年からは「大人計画」の研究生となり、同研究生らと「劇団こまつな」を旗揚げするなど、役者として地道に活躍してきた。

 私が彼を発見し、応援し始めたのは2014年、「連続テレビ小説 花子とアン」(NHK)。その後も著名な演出家や監督から指名を受け、話題作に出演し続けているのである。

 ドラマや映画同様、3番手、4番手、5番手といったポジションで人気を博しているのがCM出演だ。矢本が「後輩」や「同僚」「弟」を演じると、「あぁ、こういう子、いた、いた」とホッコリした気持ちになれる。

 現在オンエア中で、ドラマ「ひとつ屋根の下」(フジテレビ系)を思わせる「ジャンボ宝くじ」では、妻夫木聡、吉岡里帆、成田凌、今田美桜らと出演。「KINTO」では、菅田将暉、二階堂ふみと共演。実年齢では年長なのに、後輩風ポジションがよく似合っている。昨年よく流れていた「JT」企業広告では北村匠海と共に高校時代からの友人役を演じ、広告コンクールで高い評価を得た。

 そんな矢本は件の「副音声付き上映」PRで「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。両親が自分を好きすぎるがゆえ、勝手にグッズを作り、ファンに配布しているという、これまたホッコリしたエピソードを披露していた。

 平和的キャラクターで引っ張りだこの矢本悠馬、下半期もオファーが止みそうにない。

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