宝塚・雪組「炎のボレロ」公演見合わせ 花組公演は8月31日まで中止に

 宝塚歌劇団は14日、出演者1人が新型コロナウイルス感染していた雪組梅田芸術劇場メインホール公演「炎のボレロ/Music Revolution!-New Spirit-」(8月17~25日)を見合わせると発表した。現在、代替日程を検討中で、後日発表する。

 またクラスターが発生し、16日まで中止が決まっていた宝塚大劇場花組公演「はいからさんが通る」は、さらに31日までの中止を延長。代替日を検討していた初舞台から7年目までの生徒で行われる新人公演は実施が見送られた。

 「炎の-」は8日に出演者1人が、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定。残りの出演者34人は全員陰性。スタッフは準備が整い次第検査を受ける。「はいから-」は出演者8人とスタッフ4人が感染し、県からクラスターと認定された。

 歌劇団では東京宝塚劇場の星組でも1人感染し、20日までの公演中止を発表している。関係者を含めた現在の感染者は計14人。いずれも軽症か症状はなく療養している。

 コロナ禍に見舞われた歌劇団は、2月以降中止と再開を繰り返している。梅田芸術劇場メインホールで11日に千秋楽を迎えた宙組「FLYING SAPA」が2月以降の大劇場・外部劇場で唯一、全日程を上演した作品となった。またシアター・ドラマシティで14日に初日を迎えた宙組「壮麗帝」(~18日)以外の生徒たちは稽古や公演を中断し、自宅待機している。

 歌劇団では「濃厚接触者の調査や施設の消毒等、必要な措置を実施するとともに、公演の再開に向けた準備を進めております。ご観劇を心待ちにしておられたお客様にご心配とご迷惑をおかけしますことを、改めてお詫びいたします」としている。

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