ダブルアートがM-1初戦突破 コロナ禍で借金の真べぇ、優勝誓う

 漫才ナンバーワンを決める「M-1グランプリ2020」の大阪1回戦が10日、大阪市内で無観客で行われた。審査員、関係者ら数人が見守る中、検温をクリアした83組が出場し、ダブルアートら18組が2回戦に進出した。

 アマチュア46組も出場する中、2008年結成の中堅コンビがしっかりと笑いを取り、実力を示した。M-1は復活前の2010年に準々決勝に進んだものの、再開後は15~17、19年と3回戦止まり。

 18年王者の霜降り明星・せいや(27)が優勝時にはルームシェアで同居し、“超売れっ子”になる過程を目の当たりにした真べぇ(36)は「僕らの単独ライブのVTRにはせいや、(昨年覇者の)ミルクボーイの内海(崇)さんが出てくれている。チャンピオンだらけ。(自分たちも)優勝したい」と気合を込めた。

 さらに、大阪市内で経営する居酒屋がコロナ禍でピンチに陥り、借金2500万円を背負ったことも真べぇの燃える材料だ。相方・タグ(35)から「優勝賞金(1000万円の取り分)500万円でも全然足りない」と指摘されると、「優勝すれば、こっち(店)も良くなるはず」と“相乗効果”に期待した。

 悔しい思いをしてきたM-1で、飛躍のきっかけをつかむつもりだ。

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