野村周平 NY留学後初、1年半ぶりドラマ出演 9月放送フジ系「DIVER-」

 俳優の野村周平(26)が、福士蒼汰(27)主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(9月22日スタート。火曜、後9・00)に出演することが9日、分かった。ドラマ出演は約1年半ぶり、米ニューヨーク留学からの帰国後は初となる野村は、デイリースポーツなどの取材に復帰作への意気込み、留学中の生活や今後の抱負を語った。また、俳優・安藤政信(45)、りょう(47)が出演することも明らかになった。

 昨年3月のフジテレビ開局60周年作品「砂の器」以来となるドラマの現場は、やはり新鮮だった。野村は「初心に戻った感覚になりました。僕のことを覚えていてくれて、今回お声がけいただいたことがすごくありがたい。期待に応えるべく頑張らないと。最初緊張しましたけど、やっと昔の感覚が戻って来た感じはあります」と心境を明かした。

 人気漫画をドラマ化した本作は、兵庫県警に秘密裏に結成された潜入捜査官チーム、通称「D班」を巡るノンストップサスペンス。野村は主人公・黒沢兵悟(福士)の同僚でライバルの佐根村将役で、海上自衛官としてエリートコースを歩んでいたが、ある真相に近づくために辞職してD班入りする。

 昨年5月からのNY留学では現地に外国人の友人がいたため、語学学校に通いながらも日本人とほぼ接触せず英語漬けの毎日。

 「面白かった。英語じゃないと生きていけないところに行ってたので、そこは刺激的で楽しかったなあ。外に出て英語をしゃべるのが一番の勉強だと思ってたので」

 観光名所には行かず、友人とドライブしたり、近所のバーで酒を飲んだり歌ったり、遊びも地元民と一緒。そんな生活で「10段階でいうと6か7。海外旅行には困らないぐらい」に英語も上達した。

 コロナ禍で予定を切り上げて4月初旬に帰国。改めて日本の良さも実感した。外出自粛中、チェーン店の天丼に感動。「こんなにうまいのが600円もしない。すごいなって。メシは日本が一番、安くてうまいなと思いましたね」という、新たな発見もあった。

 ロケは地元・神戸など関西中心。撮影中は実家住まいで「オカンもおるし、帰ったらメシがあるとか、洗濯してくれてるとか、楽。自然も近くにあるから最高ですね」と笑った。「裏がすぐ山なので結構、毎日登ってますね。朝いい空気を吸って帰って来る」と、故郷を満喫している。

 異国暮らしを経験し、俳優としてさらなる飛躍が期待される。「もっともっと仕事に対して、いい作品にしようかなっていう考えにはなっている感じはします」と変化を口にしつつ、「頑張って、目の前にある仕事に集中してやってくだけかなと思ってます」と力みはない。やりたいことに、ぶれずに自然体でぶつかっていく。

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