話題のうがい薬で陽性率→陰性へのスピード加速の仮説…松山センター長

 ポビドンヨードと新型コロナウイルスの関係性を研究をしている「大阪はびきの医療センター」の松山晃文次世代創薬創生センター長が8日、読売テレビ「あさパラ!」に出演。あらためて“口の中”の「唾液中のウイルス量が減る」と説明した。

 松山センター長は世界的な論文検索を使って、有効性があって安価な薬はないかと調べるうちに、ポビドンヨードがSARSに有効というシンガポールとマレーシアの論文を見つけた。さらにポビドンヨードでうがいすると、かなりウイルスが減少するというスペインの論文も紹介。今回、それらを基に41人を対象とした結果を発表し、「(陽性率が減る)スピードが加速するんじゃないかという仮説が立てられます」と語った。

 ただあくまでも、コロナの予防や治療効果を効果を示すものではない。唾液中のウイルス量は減るが、肺など体内のウイルス量が減るわけではないという。その一方で、唾液中のウイルスが減ることで、つばによる飛沫感染が抑制され、ウイルスを含む唾液が肺に入り重症化するケースのリスクを軽減する。

 また今回は、わずか41人のデータのため、このデータを基にまず400人、将来的には2000人規模に広げていくと語った。

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