三浦春馬さん生前に収録の「せかほし」放送、冒頭と最後に追悼文…画面に笑顔あふれる

 18日に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)が出演するNHK総合「世界はほしいモノにあふれてる」(木曜、後10・30)が30日、放送された。急逝後、レギュラー放送(再放送を除く)はこの日が初めてで、冒頭と最後に追悼メッセージが流れた。

 ゆったりしたテーマ曲が流れる中、水色の背景に黒い文字で「三浦春馬さんが7月18日にお亡くなりになりました 番組を応援してくださった多くの皆さんとともに 心より感謝と哀悼の意を表します」とメッセージが流れ、エンディングでも、笑顔の写真とともに「三浦さん 2年半ありがとうございます」と追悼テロップが流れた。

 この日のテーマは「キッチンから世界旅行」。JUJUとの間にアクリル板を隔てたスタジオの三浦さんが、18年9月の放送で旅したフランス・サヴォワ地方での「農場でも食べさせてもらったチーズフォンデュ…本場の味ってこんなに違うんだ、っていうぐらい、口当たりが濃厚だったし、忘れられない一品になったな」と思い出しながら笑顔で話すなど、優しい笑顔が画面にあふれていた。

 NHKは22日、三浦さんが生前に収録した3回分(7月30日、8月20日、8月27日)を予定通り放送すると発表していた。番組は継続する予定という。

 20日の再放送の冒頭では、追悼テロップが流れていた。

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