猪瀬元知事 小池都知事の政策は「ファクトとロジックが何もない」

 元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏(73)が6日、TOKYO MXの生番組「モーニングCROSS」に出演し、前日5日投開票の東京都知事選で圧勝した現職の小池百合子氏の政策にツッコミを入れた。

 小池氏は「東京大改革2.0」として「都民の命を守り『稼ぐ』東京の実現」、「『人』が輝く東京」、「『都民ファースト』の視点での行財政改革・構造改革」という政策を掲げている。

 猪瀬氏は「ちょっとさあ、数字入ってないでしょ?1個も、これ」とツッコミ。

 「数字入ってないっていうのは、いかようにも言える。5を10にするとか7にするとか、3を1にするとか、何かそういう言葉が入ってないと、言ったことにならない。数値目標が入ってないっていうのは。だからなんとなくフワーッとしていて、スーッと聞くと消えていってしまう。だいたいこういうもの(公約、政策)はきちっと数字で見る。ファクトとデータで、ファクトとロジックがきちっとあるかどうか。何もない。だから達成したかしないかって見極めようがない、これだとね」と、具体性を欠くことを指摘した。

 猪瀬氏は大阪の吉村洋文府知事を例に挙げて、具体的な数字で語ることが説明責任だとし、「今の小池さんのはフワーッとしてなんとなく聞き流していって残らない。なんとなくムードで話が進んでいっちゃうってことなんで。説明はファクトとロジックがないとダメですね」と、小池氏を批判していた。

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