長澤まさみ、演じた自堕落なシングルマザー「最後まで共感できなかった」

 女優・長澤まさみ(33)が4日、都内で主演映画「MOTHER」の公開記念リモート舞台あいさつに、共演の阿部サダヲ(50)、息子役を演じた奥平大兼(16)、大森立嗣監督(49)らとともに出席。この日は全国5都市14劇場をつないで行われ、長澤らが登壇した会場のスクリーンには、東京・池袋のTOHOシネマズの客席が投影された。

 今作は、長澤が自堕落で奔放なシングルマザーを演じ衝撃を呼んでいるが、自らが演じた主人公・秋子について「共感しようと思っても最後まで共感できなかった。(演じた役柄の気持ちが)分からないっていうことがあるんだなということを知った作品」と吐露。「きのう(3日)、公開初日を迎えて、悶々としていた。作品が旅立っていく寂しさと、解放されるうれしさと、手放してしまっていいのかという気持ちと。作品に対して、こんなに後ろ髪を引かれる感覚は初めての経験」と胸の内を語った。

 秋子の内縁の夫・遼を演じた阿部は、そんな長澤の幅広い演技力に、「(作品を)見て、イラッとしましたからね。これは映画としては良いこと」と絶賛。秋子の長男・周平役の奥平は、「ビンタのシーン、音入れすると思っていたら、思いっきり叩かれて、正直痛かった」と、“熱演”を苦笑いで明かしていた。

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