T-SQUARE・安藤「いい音で録れた」「うまくいきそうだなって直感で分かる」

 日本を代表するポップ・インストゥルメンタル・バンド「T-SQUARE」が6月、実に47枚目となるニューアルバム「AI Factory」をリリースした。リーダーでギタリスト、そしてただ一人の結成メンバーでもある安藤正容(65)によると、AIとは「AI(人工知能)」でもあり、「愛」でもあるという。世代は違っても愛と友情で結ばれた4人組が、メンバーの大病を乗り越えて届けた新作について語った。

 本作はソニー・ミュージックスタジオでレコーディングされ、エンジニアは松尾順仁氏。共になじみの間柄で、安藤は「いい音で録れたなと思いますね。最初にリズムを録るわけですが、せーので演奏してプレイバックを聴いた時に、これはうまくいきそうだなって直感で分かる」と自信をにじませた。「今これが旬だなと思っているものを曲にしていってる。そういうのを集めて今のT-SQUAREの音楽だってところにしなきゃ」と言う通り、令和のT-SQUAREを堪能できる作品となっている。

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