玉川徹氏 五輪に関心「日本だけでしょ」 可否判断「もっと手前で」
22日のテレビ朝日系「モーニングショー」は、来年に延期された東京五輪が中止となった場合、チケット払い戻し費用だけでも約900億円が必要となる見込みなど、経済に与える影響が大きいことを伝え、東京都知事選の主な候補の主張なども紹介した。
これにコメンテーターの玉川徹氏は「五輪に関しては、どうやるかとか、やるかやらないかではなくて、極めてやれるかやれないかですよね」と指摘した。
仮に日本が万全の状況を作ったとしても、「送り出す国の方がコロナの状況が大変で、とてもじゃないけどそういう状況にない国が相次げば、オリンピックができませんよね」と語った。
海外では現在も感染が広がっている状況の国があるとし、「五輪に関してこれだけ関心があるのは日本だけでしょ。ほかの国は、ああそうか来年あるのかくらいのものでしょ」と指摘し、「どこかで決めるしかない。来年の3月ではないと思いますよ、判断は。もっと手前じゃないと、引っ張ることによるお金のことも考えないと」と述べた。