テレ朝・富川悠太アナ どこで感染したのか思い当たる所はない…「報ステ」復帰

 テレビ朝日の富川悠太アナウンサー(43)が4日、報道番組「報道ステーション」(月~金曜、後9・54)に復帰した。4月11日に新型コロナウイルスへの感染が判明し、療養していた。番組への出演は4月9日以来となる。富川アナは番組中盤で「なぜ私自身が感染したのか」と検証した。

 富川アナは自身が発症したとみられるのは「4月3日、金曜日です」とし、それ以前の自身の行動を表にして示した。発症の2週間前に会社以外に立ち寄った主な場所だとした。

 3月20日には知人と体育館でバドミントンをしたが、ロッカールームを使用しないようにするなど気を配ったという。同月21日には携帯電話ショップには家族と、同月22日はスーパーへ1人で行き、「その後、休日はほとんど自宅で過ごしていました。宴会や懇親会にも参加していません。東京都から外出自粛が要請された3月28日以降は自宅と会社を往復する毎日で、通勤はタクシーを利用していました」と行動を詳細に振り返った。

 富川アナは「結局この間、どこで感染したのか思い当たるところはありません」と述べた。

 最初に体調に異変を感じたのは4月3日の朝だったという。起床時に大量の発汗があり体温を計測。38度だったという。前夜、入浴中にうたたねをしたことを思いだし、「風邪をひいた」と思ったという。1時間後に再び計測すると36度台に下がった。

 同月4日未明には再び38度台に。朝には36度台に戻ったという。その後も体調に異変はなかったが家族が念のために東京都の相談窓口に電話。「もう少し様子を見て」と言われたという。

 その夜にチーフプロデューサーに「倦怠感も息苦しさもないがちょっと熱っぽい。明日、様子を見て受診を考える」と報告したという。翌5日は異常はなく、病院には行かなかった。6日も平熱だったので出社。7日の放送中にたんがからんだがこれまでにもあり、重要視しなかったという。8日は平熱だったので出社。ただ、社内の階段を上がるといつもより息が切れたという。9日も平熱だったが昼頃にプロデューサーに「階段を上がるだけで息があがる。倦怠感や味覚嗅覚の異常もない。今日の放送を乗り越えれば休むことができる」と報告。放送後にプロデューサーや上司と相談して翌日に病院に行くことを決めた。10日に肺炎と診断され、11日にPCR検査で陽性となったという。

 富川アナは「振り返ってみますと短時間とはいえ、2日で2度も熱が38度台まで上がりましたが正確に報告せず、番組に出演し続けてしまいました。この判断が間違っていたと思います」と述べた。

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