メッセあいはら、ラジオ復帰 コロナ疑ったが「特徴違った」 ICUに7日間

 間質性肺炎での入院・療養から復帰したメッセンジャーのあいはら(50)が4日、MBSラジオ「松井愛のすこ~し愛して」に出演した。

 人工呼吸器を装着してICUに入るなど、一時は重篤だったあいはらは冒頭で「すいません。ご心配をおかけいたしまして。帰って参りました」とあいさつ。同局の松井愛アナウンサーから「お帰りなさい。よくぞ、ご無事で」と祝福され、「予定より早くといいますか、帰って来られて非常にうれしいですね」と返した。

 5月7日の同番組出演前に体調不良から検査を受け、肺炎と診断され、別の病院へ緊急入院となったあいはら。以後、4週にわたって番組を欠席したが、「ホンマの話言うたらね、(7日も)ここ来るつもりやったんですよ。病院行って、自分がなんとかの病気やっていうのは分かってたんですけど『行ける、行ける』って。放送はできるなって思ってたんですけど、残念ながら病院直行ということになってしまいまして」と振り返った。

 その後は「ただの入院生活ではなかった」とリスナーに経過を説明。「ICUに7日間ですかね」と明かし、病院内で夕食をとった後、深夜に体調が急変したとした。病名を改めて間質性肺炎の中でも、何かの理由によってアレルギー反応のような形で発症する過敏性肺炎と報告。「じわじわ汚染されていくみたいな感じで、汚染されきってショック症状みたいな感じなので、その理由を取り除ければ、今後の生活に問題はないのかなと」と明かした。

 松井アナから新型コロナウイルス感染拡大の時期だったことで、より心配されたのではと聞かれ、PCR検査で2度陰性だったあいはらは「自分自身もそう(コロナ)じゃないかなとなんとなく思ってたんですけど、やっぱり詳しくなるでしょう?ずっと調べて、自分の症状が違うっていうのは分かってたんです」と打ち明けた。

 きゅう覚、味覚の異変などもなく、家族にも症状が出ないこともあったといい、「(体調は)悪かったけど、それも(過敏性肺炎の)原因とピッタリ当てはまる。時期といい。夜に熱が出るっていうのがコロナの特徴やったりするけど、僕は朝に出る。朝に出て、昼過ぎから引いていくっていうのも、この原因の1つでいうとあてはまる。ある物質があって。いま取り除いて家で普通に寝てますけど、まったくですね」と解説しつつ、回復をアピール。松井アナも「めちゃめちゃ元気に」と驚いた。

 松井アナから「集中治療室で7日っていったら、危ない時期が正直あったということですよね。逆にまた急激に良くなった」と聞かれ、あいはらは「(危なかったのは)3日、4日。(劇的回復で)みんなかわいげないなっていう顔してましたね。『もっと引きずるんちゃうんか』って。担当の先生は、本当に口酸っぱく言うてました。『3日前まで、4日前までそんな状況じゃなかったんだよ。それだけはわかっときなさいね』って」と苦笑した。

 医療従事者に対し、「今回、身動きがとれなかったんで、生活の全部、面倒見てもらった。ありがたかった。すごく丁寧で」と感謝を口にしたあいはら。「毎日がいま楽しいです。何してても楽しい。車でいつも通ってた道を通ったとしても、こうやって通ることが当たり前じゃないのが分かる。家でご飯食べるのも、子供としゃべるのも全部当たり前じゃないので、めちゃくちゃ楽しい。ずっと笑ってますね」と明るく口にした。

 仕事復帰となった3日のYouTube配信であいはらは、夫人が病院で「覚悟して」「家族を集めて」などと言われていたと告白し、医師から「奇跡」といわれる回復だったとしていた。

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