吉村府知事 甲子園中止は「大人側の都合」「あきらめないことを大人が示すべき」

 大阪府の吉村洋文知事(44)が30日、読売テレビ「あさパラ!」に生出演し、高校野球など学生の大会中止について「あきらめない立場を大人が示すべき」と、開催への後押しを新たにした。

 MCのハイヒール・リンゴが、夏の甲子園中止について「こんな早く決めたのは責任問題が絡んだから?」と疑問を投げかけると、吉村知事は「そうだと思います。大人側の都合だと思う。緊急事態宣言も解除されている状況なので」と答えた。

 甲子園について「対策を取ったら実現できると思う。(感染者が出たら)批判も受け、無観客ならお金も掛かる。でも高校生に夢をあきらめないとか最後まで頑張れと言いながら、大人が責任を持ってやらなきゃいけない時にすぐやめるというのは反対の立場です。最後まであきらめないことを大人が示すべき」と力説した。

 また、野球だけでなくインターハイ中止など学生について「高校生の立場で考えなきゃいけない。子供の頃から夢を持ってやってきた夢を閉ざす。大人がリスクを背負ってでも最後の発表の場を作ってあげるべき」とあらためて説いた。大阪府としても財政面で支援するとし「大会をやって、例えばコロナ感染者が出たら、批判は受ける。僕も批判を受けるし大阪府の高野連も受ける。でもリスクを受ける腹だと思う」と覚悟を決めた上で大阪独自の大会を開催する意向を示した。

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