「キングダム」続編製作決定 原作者は羌瘣の登場を予告

原作者・原泰久氏が書き下ろした続編発表のイラスト。信(後)、河了貂(左)、羌瘣(前)が描かれている=(C)原泰久/集英社
2019年に公開され、大ヒットした「キングダム」
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 俳優・山崎賢人が主演し、興行収入57億円を突破して2019年の邦画実写作品ナンバーワンとなった映画「キングダム」の続編が製作されることが、29日、分かった。山崎が、日本テレビ系「ZIP」に出演し、「映画『キングダム』パート2の製作が決定しました」と自ら発表した。

 前作に引き続き、脚本には原作者の原泰久氏も参加している。すでに脚本も完成しているが、ストーリーについて、山崎は「ちょっと言えないですね」と機密保持。「ひとつ言えるとしたら(山崎演じる主人公の)信が戦場に出て行くということですね」とヒントを出した。番組に生出演していた、軍師・河了貂(かりょうてん)役の橋本環奈も「実際に決まると本当にうれしいものですね」と喜んだ。

 山崎はこの日、公式コメントも発表。「前作の撮影が終わったときに“信”の気持ちと同じように『続編も撮れるといいね』と話していたので、続編が決まって本当に嬉しい気持ちです」とあらためて喜んだ。さらに「本当にワクワクするような、期待を裏切らない熱い脚本になっています。前作よりも成長した姿を皆さんにみていただけるように、頑張ります」と盛り上げた。

 また、王となる政を演じる吉沢亮は、「キングダム」が俳優としてのターニングポイントになったと明かし「これからも“政”と一緒に、自身も成長していきたい、と思わせてくれた作品でした」と思い入れを明かした。

 さらに、原作者の原泰久氏は、続編製作決定に合わせて、オリジナルイラストも公表。「今回も長~い脚本会議に関わらせていただいております。(大沢たかおが演じた)王騎が信へ告げた『戦場で会いましょう』、まさにその世界をしっかりと描くことになりそうです」と予告した。

 原氏のイラストは、第1作では登場しなかった主要キャラクター・羌瘣(きょうかい)が描かれている。新作で登場する予告と見られており、高い戦闘能力を誇る美少女というキャラクターを誰が演じるのか、ファンの間で早くも話題となっている。

 「キングダム」は古代中国を舞台に、少年・信が大将軍になることを夢見て戦う物語。「週間ヤングジャンプ」で現在も連載が続いている。

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