田崎史郎氏 安倍政権の支持下落「国民が報道に左右」「他に誰かいますか?」

 26日のTBS「ひるおび!」では、他国とは対照的に、新型コロナウイルス感染拡大防止に一定の結果が出ながら、安倍政権の支持率が大きく下落していることが議論された。

 政治アナリスト・伊藤惇夫氏は「小出し・後出し・やり直し」の印象が強いと指摘。

 これを受けた政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「そういう部分に焦点を当てた報道が多かったということだと思います」とした。

 「死亡者数は最初から少ないわけですよね。そっちに焦点を当てた記事とかあまりなかったですよ。ここうまくいってない、あそこうまくいってない、ダイヤモンド・プリンセス早く降ろしてやれ、降ろしたらなんで降ろすんだで、そういう繰り返しが続いてきた」と指摘した。

 「どうしても報道に接する側の国民からすると、報道によって左右される部分があるんじゃないかなと思います」と分析し、「不安心理の時に安倍総理も含めて政治家のサイドが、不安感を和らげることはできなかったんだろうと思う。ではどの政治家だったら和らげられたかというと、僕、ちょっと想像力が働かないんですね。この政治家だったらうまくやれただろうという人が、誰かいますかね?」と語った。

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