新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下の今月、東京都内で新聞記者らと賭けマージャンをしていた検察ナンバー2、東京高検の黒川弘務検事長(63)が21日、法務省の調査に事実関係を認め、安倍晋三首相に辞表を提出した。
黒川検事長は同日、以下のコメントを発表した。
「本日、内閣総理大臣宛てに辞職願を提出しました。このたび報道された内容は、一部事実と異なる部分もありますが、緊急事態宣言下における私の行動は、緊張感に欠け、軽率に過ぎるものであり、猛省しています。このまま検事長の職にとどまることは相当でないと判断し、辞職を願い出たものです」