若狭弁護士 検察庁法改正案の問題点を改めて解説…政界捜査は「甘いもんじゃない」
元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が19日、フジテレビ系の生番組「バイキング」にリモート出演し、前日、今国会での成立を政府与党が見送った検察庁法改正案について、改めてその問題点を訴えた。
若狭氏は、改正案の批判を浴びている部分、内閣や法相が必要と判断した場合、検察幹部の定年を最大3年延長できるという点を「最大の問題です。唯一の問題です」と指摘。
自民党の最大派閥を対象にした捜査の経験者として「ホントにそんな甘いもんじゃない。並大抵のもんじゃなくて、ホントにですね、水面下っていうか、色んな声が永田町、あるいは政治家の方から聞こえてくるんです。こんな事件できるはずがないとかという形で、マスコミを通じて」と、政界捜査にはさまざまな圧力が政治家からかかってくることを説明。
「私自身のるかそるか、生きるか死ぬかという思いでやっていた。ですからやはり内閣、官邸の動きというのは気になったんですね、その頃も」と振り返った。
そのため「今回こういう法改正ができてしまうと、まさしく制度的に、内閣が将来自分をどういうふうに評価するか、顔色を見てします。検事も人の子ですから。そうすると政治家の捜査、検挙ってのはできなくなってしまう。私はそう思います。そこが一番の問題です」と、改正案の問題点を訴えていた。
