泉谷しげる 芸能人の政治的発言に「納税者が政治がおかしいって言うの当たり前」

 歌手で俳優の泉谷しげる(72)が17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、芸能人の政治的な発言について「納税者が、政治がおかしいって言うの当たり前」と訴えた。

 番組では検察庁法改正を巡ってインターネット上で盛り上がったムーブメント「#検察庁法改正案に抗議します」に関連して、芸能人の政治的発言について出演者が語り合った。改正案で問題視されているのは、検察幹部の定年が、内閣が認めれば3年延長されるという部分。検察に政権への忖度が生まれるのではないかと危惧されている。このムーブメントでは多くの芸能人が参加する一方で、芸能人の政治的発言への批判や嫌悪感も顕在化している。

 泉谷は「税金払ってんだからさ、何言ったっていいんだよ。政治になんかさ、これだって税金で決めてるんだろがよ!納税者がね、政治がおかしいって言うの当たりめえだろ!そんなもの。評論家が、芸能人がやっちゃいけねえとか、おかしいだろ!そっちの方が差別だよ」と、芸能人の政治的発言は納税者の権利だと訴え、それを否定することは差別だと強調。

 検察庁法改正案の成立を急ぐ安倍政権の姿勢を「納税者に対して申し訳ないですけどって一言あってから、こういうこと決めろよ」と批判。「法務省とかそういうところはさ、中立でなきゃいけないわけよ。総理大臣も逮捕できるという絶対の意識を持っていてくれないと困るんで。ちょっと生活の面倒を見るからさ、ちょっと甘くしてよとしか思えないのよね。こっちに来ないでね、みたいな」と、安倍政権の思惑を推察した。

 また、「俺なんか、ネットやってねえからわからないんだけど、インパクトあるんだろうな。傷つけ方とか、あるんだと思うんだよ。や~な思いさせてやろうという、そういう部隊がいるような気がする。傷つける専門家がいるような気がする」と、芸能人の政治的発言を批判する声の裏を想像していた。

 タレントの指原莉乃(27)は「#検察庁法改正案に抗議します」ムーブメントについて「本当にそれを信じていいのかとか、双方の話を聞かずに、どっちの意見も勉強せずに、偏ったやつだけ見て『え、そうなの、やばい、広めなきゃ』って人が多い感じがしています」と印象を語り、「私はそこまでの信念がなかったのでつぶやけなかった」と打ち明けた。

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