新型コロナウイルスに感染し、１２日に退院した俳優の石田純一が１４日、木曜レギュラーを務める文化放送「斉藤一美ニュースワイドＳＡＫＩＤＯＲＩ！」に収録で“出演”した。かすれぎみの声で「おととい（一昨日）退院しました。ご迷惑をおかけしました」と話した。流れたのは１分ほどのメッセージで、収録はこの日、行われたという。

　この日は質疑応答はなく、短いメッセージでの一時復帰となったが、番組内では、近く本格復帰した際に闘病など詳細について話を聞くことが説明された。

　自宅で経過観察を続けている石田は「皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたけども、おととい退院することができました」と謝罪とともに退院を報告。「私自身の行動の反省と退院できたという思いをかみしめながら自宅で療養したいと思っています」としばらくの間は自宅療養するとした。

　コロナと闘った経験から「力士の勝武士がお亡くなりなる衝撃的なショックな悲しい出来事が伝わっています」と訃報を取り上げながら「新型コロナの怖さ、医療現場の様子、入院中で感じた様々なことを語りたいことありますけど、近く（番組で）お話ししたいと思っています。皆さん、近くにいる大切な方々がどうぞお体を大切にされて下さい」とメッセージした。

　石田は４月１０日に沖縄入りし、同１１日に仕事関係者とのゴルフ中に倦怠感を覚えた。帰京後も症状が改善せずに同１４日に入院。５月１２日に退院し、現在は自宅で経過観察を続けている。