作家でタレントの室井佑月との結婚を発表した前新潟県知事の米山隆一氏が１０日、ツイッターに新規投稿。「政府が検察官の定年を延長できる検察庁法改正案に反対します」と意思を表明した。室井も同様のツイートをしている。

　米山氏は「知事時代最大の権限が幹部職員の人事権であり、中でも定年の無い職員最高職、副知事の指名権が権力の源泉でした」と自身の知事時代を振り返った。

　続けて、「元より検事総長他の検察人事は内閣が行いますが、年功序列の文化が強い役所において政府に自由な定年の延長の権限を与える事は事実上完全に検察を掌握する権限を与える事になります」と今回の法案の問題点を指摘。「それは明らかに行き過ぎであり政府の完全な独裁につながります。私は明確に反対します」として、「＃検察庁法改正案に抗議します」と投稿した。

　室井も自身のツイッターで「ふざけるな、って思う方は↓これをつけて拡散願います。＃検察庁法改正案に抗議します」としている。