吉村知事「財政は府がもつ」 授業のオンライン化推進へ
大阪府の吉村洋文知事(44)が6日、ツイッターを更新し、府立高校のオンライン授業化を推し進めることを明かした。「財政は府が責任をもつ」と費用を負担することも明言した。
吉村知事は、「仮に一旦コロナが収まったとしても、第二、第三の波が来る可能性がある」と慎重に対応を続ける意向を示した。事態が簡単に収束しない場合も想定し「6月末までに全府立高校がオンライン授業可能となるよう大号令をかけた」と、先回りして対策に着手したことを明かした。
休校が続く中、新型コロナウイルスと“長く付き合う”覚悟を示した形。オンライン授業の方法などについては「各校の実情に合わせて自由。媒体の種類も自由。各校の裁量」とケース・バイ・ケースで柔軟に対応するという。最後は「財政は府が責任をもつ」と力強く宣言した。
5日には、休業要請解除に向けた「出口戦略」として3つの指標を提示したばかり。連日、具体的なコロナ対策を示した。
