橋下氏「戦時中ってこういう感じかな」 営業バッシングを危惧

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が6日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演し、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためにがまんする日本人の「怖さ」を語った。

 冒頭で、観光地などの生中継で人がまばらな様子を紹介。司会の宮根誠司が「要請、お願いしかできない状況でみなさん頑張ってらっしゃる」と感嘆の声を上げた。

 橋下氏も堪え忍ぶ日本人をたたえつつ「国民の素直さに日本の政治はあぐらをかきすぎ。本来だったら(行動を)強制して補償しないといけないのに、『お願い』で聞くもんだから補償のところに全然気がいかない。こういう政治はよくない」と苦言を呈した。

 続けて「ちょっと怖いのが、ぼくは戦争を体験してませんけど、戦時中ってこういう感じだったのかな」とコメント。「今は自粛しなかったら非国民扱い。法律の建前は自由。自由だから保障しないわけです。でも、自粛せずに営業してたらものすごいバッシングだから」と“自粛警察”がはびこるような状況を、太平洋戦争当時の状況と重ね合わせて危惧した。

 「国民は従順で賢明だと思うけど、一方で怖さもある。『自由じゃないか』と言う声がでてきてもいい」と声を上げることを求めた。

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