茂木健一郎氏、自粛警察がトレンド入りで危惧「自粛警察なのに自分たちが自粛してない」
脳科学者の茂木健一郎氏が28日、ツイッターを更新し、ネットのトレンドワードに「自粛警察」が入っていることに「とても良くない」と危惧。「自粛警察なのに、自分たちが自粛してない」とも訴えた。
「自粛警察」とは、非常事態宣言が出ている今、営業中の店や観光スポットに来た人たちに向け、暴言を吐いたり、嫌がらせをする人たちのことで、徳島県では、県外ナンバーの車にあおり運転や投石をしたなどの報告もあった。
茂木氏は「自粛警察がトレンド入りしているけれども、とても良くない」と危惧。「それぞれの人が自分の良識と判断で行動することを前提にしないと、住みづらい不自由な世の中になってしまう」との考えを示し、「営業中の店や他県ナンバーの車に紙を張ったりするために歩き回ること自体が変。自粛警察なのに、自分たちが自粛していない」と、矛盾も指摘していた。