橋下氏「ぼくのところに90万円、おかしい」 10万円給付の新ルール提案

 元大阪市長の橋下徹弁護士が26日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビ系の「日曜報道 THE PRIME」に生出演し、新型コロナウイルス問題の経済対策で支給される一律10万円に関して、生活に困っている人に2度目、3度目の給付をすべきという考えを示した。

 10万円については、国民民主党の代表・玉木雄一郎衆議院議員が申請し、骨髄バンクへの寄付を予定しているとした上で「受け取らないことが善だという風潮を作っている」と表明。埼玉・和光市の松本武洋市長が「申請して、全部地域で消費させていただきます」と明かしていた。これらを受けて、橋下氏は「元々この10万円ってどういうお金だったんですかね。元々の目的は生活に困ってる人にお金を届けることが大原則なんです」と本来の趣旨を明示。続けて「生活が困らないであろう公務員、政治家、公務員、ぼくのように仕事をしている人が受け取らないで、本当に困ってる人に2回目3回目の給付をやりましょうっていうルールを定めるのが政治家の責任ですよ」と、より困っている人にお金がまわるシステムを提案した。

 さらに、「ぼくのところには90万円くるんです。おかしいじゃないですか」と夫婦と子供7人の橋下家の状況も説明。「『困ってる人のために控えてください』と言われれば控えますけど、地方議員が地元で使うとか、玉木さんみたいに『受け取ることが悪になったらおかしいんだ』っていうんだったら90万円全部地元で使いますけど、こんなお金の使い方おかしいですよ」と苦言を呈した。

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