ローリング・ストーンズ 8年ぶり新曲を電撃発表 ミック「現在の状況に共鳴」

ザ・ローリング・ストーンズの(左から)ミック・ジャガー、ロン・ウッド、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ(C)Andrew Timms
ザ・ローリング・ストーンズの新曲「Living In A Ghost Town」
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 英国出身の世界的なロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」が23日(日本時間24日午前1時)、新曲「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」を世界同時配信リリースした。ストーンズのオリジナル新曲は2012年の「ドゥーム・アンド・グルーム」と「ワン・モア・ショット」以来、実に8年ぶりとなる。

 グリマー・ツインズ(ミック・ジャガー&キース・リチャーズ)による、新型コロナウイルス下にある世界を表現しているとみられる「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」は、ウワサされていたニューアルバム用に取り組んでいた楽曲を、メンバー各自が個別に作業を行なって仕上げたもの。

 CDシングルは5月29日に、10インチパープルカラーヴィニールは6月26日にUNIVERSAL MUSIC STORE限定で、10インチオレンジカラーヴィニールは6月26日に一般店で発売予定。

 メンバーのコメントは次の通り。

 ミック・ジャガー(ボーカル)「ロックダウンの前に、ストーンズはスタジオで新曲をレコーディングしていた。その中に、いま現在の状況に共鳴するような曲があったんだ。だから、それぞれが個別に作業してこの曲を仕上げた。その曲がこの『リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン』だ。気に入ってもらえるとうれしいよ」

 キース・リチャーズ(ギター)「長い話を短く説明しよう。この曲は1年以上前にLAでレコーディングしていた。以前から作業しているニュー・アルバムに入る予定の曲だった。そしてこの事態になって、ミックと、あの曲を早急に仕上げて出そうということになった。そういうことで『リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン』をリリースすることになった。みんな、気をつけてくれよ!」

 チャーリー・ワッツ(ドラムス)「この曲を仕上げるのは楽しかった。現状を表していると思うし、聴く人もそう感じてくれるといいなと思っている。」

 ロン・ウッド(ギター)「この数週間、多くの人たちからメッセージをもらっている。本当にありがとう。君たちが音楽を楽しんでくれているということは、俺たちにとって、すごく大事なことなんだ。今日は皆に新曲を届けるよ。楽しんでもらえるといいな。頭に残る特徴的なメロディーの『リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン』だ」

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