小沢一郎氏が検査数の少ない現状に苦言「竹槍で敵と戦えという精神論に似てきている」

 国民民主党の小沢一郎衆院議員が9日、公式ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルス対策で、韓国やドイツに比べて日本の検査数が著しく少ない現状を報じたテレビニュースを引用し、「いまこの国に無いのは危機管理。検査はしない、家にいろ。竹槍で敵と戦えという戦前の愚かな精神論に似てきている」と苦言を呈した。

 7日現在で韓国のPCR検査総数は日本の6倍以上に当たる48万件以上、100万人あたりの検査数はドイツが1万1千件以上、韓国が9千件以上なのに対して、日本が365件と報じられているデータを踏まえ、小沢氏は「国民への期待を情緒的に語る総理の言葉は、敗北を認めようとせず、ひたすら国民を鼓舞する戦前の指導者のそれに重なる。安倍政権があって、今日がある。全ては繋がっている」とつづった。

 さらに、同氏は30万円の現金給付に「月収が20万円から10万円に半減して住民税非課税水準の2倍以下になった人は対象となるが、20万円から11万円に減少した人は対象外となる。この機械的な線引きが合理的と言えるか」「(収入減少の)証明力のある書類を正しくそろえることができるのか。コロナに起因しない減収分か否かをどう判定するのか」などと5項目で問題点を指摘。「30万円を受け取れない世帯はマスク2枚の支給のみなのか。あまりにも不公平感が大きすぎる」と嘆いた。

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