中山秀征 「志村師匠」を涙で送る「悔いはないと思う。手を抜いてなかった」

 タレント・中山秀征が5日、司会を務める日本テレビ「シューイチ」に出演。3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で死去したタレント・志村けんさんを追悼し、涙ながらに人柄を語った。

 志村さんとは25年以上の付き合いといい「いまだに現実がとらえられなくて、お亡くなりになった感じがしない」とやるせない気持ちを打ち明けた。「いろんな場面を見せてもらえた。ワンシーンだけのためにバカ殿の衣装で出てくれたり。ラジオでも扮装(ふんそう)したり。『ばかばかしいだろ、だれも見てないんだよ。でもこんな格好してやってるのを想像してもらうと面白いだろ。おれらが面白くないと伝わらないから』と、喜劇に徹した仕事ぶりを明かした。

 「いまだに僕、涙が出てない。亡くなった気がしなくて」という中山だが、自身の結婚式に志村さんが出席してくれた時の話や、志村さんが母親のことを大好きだった話を披露すると、たちまち涙声に。「お母さんが亡くなって、それがショックだったと思う。人生どこで終わるか分からないけれど、志村師匠は悔いはないと思う。それくらい手を抜いてなかった。(天国で)お父さん、お母さんに出会って原点に返って、またそっちで同じ道を歩むんじゃないかなという気がしてならない」と声を詰まらせながら言葉を振り絞った。

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