竹下景子「私を女優にしてくれた」 堀川とんこうさんを回想

 「岸辺のアルバム」など数多くのドラマを手掛けたテレビプロデューサーの堀川とんこう(ほりかわ・とんこう、本名敦厚=あつたか)さんが3月28日、肺がんのため神奈川県湯河原町の自宅で死去した。82歳。群馬県出身。葬儀は近親者で行った。

 堀川さんがプロデュースしたTBS系ドラマ「ソープ嬢モモ子」シリーズに主演した女優・竹下景子(66)は3日、デイリースポーツの取材に「まさかこんなに早くお別れするとは…」とショックな思いを明かした。

 同作は、1982年から97年まで15年間で8回放送された人気作。それまで清純派で「お嫁さんにしたい女優No.1」だった竹下が風俗嬢を演じ、世間に衝撃を与えた。

 竹下は「私を女優にしてくれた作品。他の作品で積み重ねたものを実りにする収穫祭のような…」と“モモ子愛”を表現し、「そんな作品と出会わせ、一緒に作った堀川さんは(脚本の)市川森一さんと3人、同志です」と語った。現場で会うと「ドラマは世相や社会を映す鏡という思いを語っていた」と回想した。

 堀川さんと最後に会ったのは2、3年前だ。今年の年賀状には体調がすぐれないことがつづられており「早くお元気になってほしいと思っていたのに」と残念がった。

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