志村さん追悼特番が平均21・9%の高視聴率
3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったタレントの志村けんさん(享年70)を追悼して、1日にフジテレビ系で生放送された「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」が、平均世帯視聴率21・9%(ビデオリサーチ日報調べ、関東地区)を記録したことが、2日、分かった。
「ドリフ大爆笑」「志村けんのバカ殿様」「だいじょうぶだぁ」などの名作コントを、ドリフターズの加藤茶(77)、仲本工事(78)、高木ブー(87)とともに振り返る特番。幅広い世代から愛された志村さんの笑いが、高視聴率をたたき出した。
番組では、ドリフのメンバー以外にも、研ナオコ(66)、いしのようこ(52)らが出演し、コントで共演した当時のエピソードなどを披露した。最後は加藤が「一人で先に逝っちゃうなんて…お前はバカだよ。長さん(いかりや長介さん)の次は高木ブーだと思ってたもんな。(ドリフの)5人がそっちに全員集合したら、そっちのお客さんを大爆笑させようぜ」と弔辞を読み、泣き笑いで突然の別れを惜しんだ。
稀代のコメディアンは最後まで高視聴率男だった。